第一回 和語陰隲録勉強会の様子

第一回勉強会、満員御礼で終了いたしました。
『和語陰隲録』は、漢文を日本語訳にしたものになります。
お坊さんがお経を読むように訳しているので、目で追うよりも声に出すほうがより理解できるそうです。
今回は勉強会の第1回目ということで、「序」から三浦先生の後について皆さんで声に出して読み進めていきました。
また、本の巻末付録には“陰隲録実践編”として、善行・悪行の一般例と点数を掲載しています。例えば「孝養して親を喜ばせる」1善、「人を唆す」5悪。善をプラス、悪をマイナスにして毎日善を積み重ねていくのです。
江戸時代の儒教家、広瀬淡窓もこれを実践し、一生のうちに1万7千の善を集めたそうです。
この和語陰隲録勉強会は、今後毎月の開催を予定しております。
陰隲録の和訳を読み上げ、解説を聞く。こういった機会は普段の生活ではなかなか触れることがないかと思います。
ぜひ一度ご参加ください。

・購入して読むことをすぐに断念した本を再び読みだせた。
・難しい文章を声に出して読む事で、読み方が解り、少し意味が解った気がした。
・こういう機会がないと全く関わることがなかったと思われる事柄に関われので良かった。

勉強会アンケートより抜粋


「大學」素読勉強会の様子

2015年上半期は和語陰隲録勉強会に代わって、2015年12月に発刊しました「声に出して読む『大學』素読教本」の勉強会を行いました。

このページのトップへ ▲